
北日本新聞社代表取締役社長
蒲地 誠
国内外のアーティストの意欲作が一堂にそろう「第10回記念富山国際現代美術展 2026 ART/X/TOYAMA」が魚津市の新川文化ホールで開催されますことを心よりお祝い申し上げます。
「ART/X」は新たな創造の波を起こすことを目指し、県内の美術家が国内外の作家を招聘し、自らの手で作り上げてきた「富山発」の現代美術展です。アートの新しい潮流と作家の情熱を感じられる場として定着し、各国の風土や文化に根差した個性豊かな作品はアートファンだけでなく多くの県民の関心を集めています。
この展覧会は1993年にスタートし、今回で10回目の節目を迎えます。長く歴史を積み重ねているのも、常に時代の空気を受け止めつつ、「X」という未知なるものに挑み続ける姿勢が、アーティストたちの共感を呼んでいるからでしょう。今回も海外は、フランス、ポーランド、トルコ、オランダ、スロベニア、中国、ドイツ、韓国の8カ国から参加があると聞いております。国の枠を越えて感性が響き合う会場に大きな期待を寄せるとともに、開催に向けて尽力された実行委員会の皆様に改めて敬意を表したいと思います。
会期中は、シンポジウムやワークショップなど、多彩な催しも企画されています。訪れた人に作品を鑑賞する楽しさだけでなく、アートに触れる喜びを伝えてくれることでしょう。何より、このように意義深い国際展が魚津で開かれることは、新川地域の潜在力を引き出し、富山の魅力を広く発信することにつながると確信しております。
この展覧会のご盛況と、参加アーティストの皆様のご活躍を心より祈念申し上げます。